このツアーの主催者である中山晃氏(中山フローリスト社長・オフィスメジョブ代表)が、10年前にオランダで出会った多くの感動と本物のフラワーデザインを、我々に伝える事が目的で6年前にスタートしました。現在では、日本国内はもとよりオランダでもその実力と実績が認められ、日本におけるオランダフラワーデザインの第一人者として世に知られています。その中山晃氏が、自信をもって世界に送り出している二人の中山がいます。

一人は、中山氏の息子で、本誌でも連載していた中山仁君(中山インターショナル代表)です。15歳とのきに単身オランダに渡り、外国人としてただ一人オランダマスターの称号を取得しました。彼は、我々が想像するよりも遙かに苛酷な困難・イジメにあってきましたが、それ以上に多くの友人に恵まれ、愛されてきました。

そんな彼が中心となり、今年の7月4日にオランダのズオレ市にあるAOC国立園芸学校でスーパーデモンストレーションを企画しました。主催はオランダFTD・メジョブ・中山インター。協賛はAOCを始め多くの業者が賛同してくれました。そして、この企画のメインプロデューサーとして、80年代最高のフラワーデザイナーであるウィム・ハズラー氏('82世界チャンピオン)が協力をしてくれました。ハズラー氏の協力は、仁君との師弟関係だけではなく一人の友人としてお手伝いをしてもらいました。そしてハズラー氏のバックアップのもと、出場デザイナーも世界を代表する素晴らしい人たちが集まりました。

そして、もう一人の日本人の紹介をしたいと思います。中山晃氏が全幅の信頼を寄せ、ウィム・ハズラー氏が認めた男でもある中山佳巳氏(花工房アクト社長)であります。基礎を重視したデザインの上に、得意のデコラティブワークで本場のオランダ仁もビックリ!というデザインで、今ここに日本人がヨーロッパの人々に認められた瞬間でした。また、彼がデモで制作した作品のうち3点が、AOCのカリキュラムに取り入れられるという信じられないことが起こりました。